今日 12月8日成道会の日に、立正佼成会サンフランシスコ教会の新しい教会長さんの就任式に参列させていただきました。式は大変厳粛に雰囲気の中で行われ、心のこもった読経は素晴らしいものがありました。
式の後の昼食会はとてもおいしいお料理ばかりでした!
先日の「異宗教間シンポジウム」の記事です。
http://www.kehillasynagogue.org/2012/11/05/connecting-the-worlds-with-words/#comment-280
シカゴ大学神学部で宗教学が、特に宗教史学が旺盛を極めた。日本研究が盛んになったのもここからである。いわゆる「シカゴ学派」と呼ばれるものである。それを支えたのが、ミルチア・エリアーデ、ヨセフ北川、チャールズ・ロング、ジョナサン・スミスの「ギャング オブ フォー」である。
考えてみれば、この4人が宗教史学を築き上げた背景には、彼らの独自の独特なバックグランドがある。エリアーデはルーマニアのチャウシェスク独裁からの亡命者、北川はカリフォルニアの日本人キャンプで生まれる、ロングはアフリカン・アメリカンで神秘主義を研究、スミスは大変マイナーなユダヤ教徒である。各自のバックグラウンドが宗教学を導いたのである。
上の最初の写真はシカゴ神学部の校舎で、この2階に北川は住んでいた。2枚目の写真はエリアーデが住んでいたアパートで、この3階に住んでいた。現在は改装中であった。
エリアーデと北川だけが既に亡くなっている。現在北米で一線にいる宗教学者はほとんどが「ギャング オブ フォー」を先生たちとしていた。
宗教学が生まれたシカゴ大学です。宗教史学者のヨセフ・北川やルーマニアの宗教学者で作家のエリアーデがここにいました。
私のコーネル時代の先生は北川とエリアーデに学びましたので、私の「Academic grandfathers」になります。
毎年行われる世界宗教学会議に出席しています。今年はシカゴで行われます。4年前もシカゴで、オバマの大統領選挙で盛り上がりました。この世界宗教学会議は世界中から宗教学者や宗教者が集まり、約1万人が集まると言われています。
宗教宗派、文化の違いを超えて研鑽を積み、学び合う大切さを実感しながら、仏教研究に従事すると共に、異文化理解の促進につながることを念願します。
異文化理解は世界平和への大事な第一歩です。
The photo taken by
Minoosh Zomorodinia of Ziya Art Studio.
「あなたの心の中の最良のものを」
人は不合理、非理論、利己的です。
気にすることなく人を愛しなさい。
あなたが善を行うと利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく善を行いなさい。
目的を達しようとする時、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなくやりとげなさい。
善い行いをしてもおそらく次の日には忘れ去られるでしょう。
気にすることなくし続けなさい。
あなたの正直さと誠実さとがあなたを傷つけるでしょう。
気にすることなく正直で誠実であり続けなさい。
あなたの作り上げたものが壊されるでしょう。
気にすることなく作り続けなさい。
助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。
蹴り落とされるかもしれません。
それでも気にすることなく最良のものを与え続けなさい。
by マザー・テレサ
9月23日は秋彼岸会です。彼岸会はご縁のある全ての精霊を祈り、そして感謝する日です。皆さまのご来山をお待ちしております。